2025年06月20日

INFORMATION

外国為替取引に係る米国OFAC規制への対応について 

米国の財務省外国資産管理室(OFAC)は、外交政策・安全保障上の目的から、米国が指定した国・地域や特定の個人・団体等について、取引禁止や資産凍結等の措置を講じており、そうした規制は「OFAC規制」と呼ばれています。 

OFAC規制は、米国人・米国金融機関を含む米国法人のほか、米国内に所在する外国人・外国法人に適用され、主に米国で決済される米ドル建取引が規制の適用を受けます。また、本邦で受付する外国為替取引であっても、「制裁対象者」の関与する米ドル建取引等は規制対象となり、お客さまのお取引が OFAC規制に該当した場合、海外の銀行からお取引を制限されるなど、その後のお取引にも支障が生じる可能性があります。 

弊行では、直接・間接を問わず、イラン・北朝鮮・キューバ・シリア等が関与・関係する取引については、一部例外を除き、原則、通貨を問わず、お取り扱いできません。 

なお、お取引の受付後であっても OFAC規制に該当するおそれがある場合には、弊行によりお取引内容の確認をさせていただき、その結果によっては弊行の判断により、当該お取引の中止または取消等を行うことがあります。また、お取引内容の確認について、別途米国金融機関が独自の調査を実施する可能性がありますので、ご協力をお願いいたします。 

また、OFAC規制による理由で資産凍結等の措置が講じられた場合、取引の代わり金としてお預かりした資金の返却はいたしかねます。そうした場合にはお客さまご自身にて OFACに対する凍結解除の申請等、然るべき対応をしていただく必要がございますので、あらかじめご了承ください。 

※OFAC規制の詳細については、以下のURLにより、 米国財務省のホームページ(英文)をご確認ください。
https://ofac.treasury.gov