2月13日は「NISAの日」
今年こそ投資デビューしたい
投資に興味はあるけど「イマイチ分からない」「何だか不安」と一歩が踏み出せない方も多いはず。 そこで今回は初心者が知っておきたい、投資が必要な理由と、代表的な投資の種類について説明します。
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1.今なぜ「投資」が注目されている?

預金は「お金を貯めるもの」ですが、一歩すすんで「置き場所を考えて、お金に働いてもらう」のが「投資」です。
超低金利が続く今、金利0.001%の普通預金に100万円を預けても1年で10円しか利息はつきません。元本割れしないメリットは大きいですが、お金が増えたと実感するのは難しいでしょう。
一方コロナ禍以前から物価は上昇(=インフレ)し続けています。インフレとは以前と同じ金額でも買えるモノの量が減ったり質が下がったりしてしまうことで、お金の価値が目減りしていることになります。
こうした時代への備えとして、現金や預金に頼り過ぎず、今の経済状況に合わせてお金を増やすために「投資」が注目されているのです。
2.「株式/投資信託」の特徴
投資には様々な商品がありますが、下記においてそれぞれ特徴が異なります。
- 1)リターンとリスク
- 2)必要な資金
- 3)かかる手間
- 4)しくみの複雑さ
この4つのポイントを念頭に、代表的な2つの投資の特徴をみてみましょう。
株式投資
「株式投資」とは、上場企業の株式を売買して、その差額利益を期待する方法のこと。
株価が購入時より高いタイミングで売却することでハイリターンを狙えますが、価格変動リスクが大きく、損失を出す可能性も高まります。また安定した運用には一定の知識と経験が求められます。 ※静岡銀行では株式のお取り扱いはありません。株式は静銀ティーエム証券にてお取扱いしています。
投信(投資信託)
「投資信託」とは、たくさんの人から集めた資金をひとつにまとめ、投資の専門家が株式や債券など複数の投資商品で運用し、利益を期待する商品のこと。
資金規模が大きくなるので、株式のように単一の銘柄を購入するよりもリスクを抑えた分散投資が可能になります。
元本が保証されている商品ではないため、相場によって元金が割り込むリスクはありますが、専門家が運用してくれる点は投資初心者とっては安心できるポイントでしょう。
また「積立タイプ」ならば少額から購入できる商品もあり、自動的に継続設定することで手間をかけずに投資できます。
3.非課税になる「NISA」でよりおトクに

また投資の商品選びと合わせて知っておいてほしいのが、投資の利益が非課税になる国の制度があること。それがNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)です。
通常投資で得られた利益には原則20.315%の税金がかかりますが、それがNISAを利用すれば非課税になります。また2024年より制度が新しくなり、投資上限額が年360万円に拡大したほか非課税保有期間が無制限となるなど、長期的な資産形成がさらにしやすくなりました。
複雑な手間はなく、とてもおトクに利用できる制度なので、投資をはじめる第一歩としてまずはNISAの開設を検討してみましょう。
4.初心者は「少額投資」からはじめよう

低金利や物価上昇を背景に、資産運用の必要性は確実に高まっています。 投資は商品ごとにリスクやリターンの度合いが異なりますが、商品選択や運用方法次第で安全性を高めることは可能です。
これから投資をはじめたい方は、まずは手軽にはじめられる少額投資できる商品から検討しはじめてはどうでしょう。金融機関担当者のアドバイスを受けながら、NISAの利用も含めて相談してみるのがおすすめです。