サポート詐欺に注意
偽のサポート窓口に誘導するサポート詐欺にご注意ください。
近年さまざまな金融犯罪が発生し、その手法や手口も巧妙かつ高度になっています。こうした金融犯罪の被害に遭われることの無いよう、金融犯罪の手法・手口などをご紹介しています。ぜひ、お読みください。
偽のセキュリティ警告の事例
パソコンでウェブサイトを閲覧していると、 実在する企業やサービスのロゴに併せて、「WindowsDefenderセキュリティセンター」や「Windowsファイアウォール」等の偽警告画面が表示され、「ピー」という警告音や「Windowsサポートに連絡する」等のアナウンスが流れます。
これは、偽のセキュリティ警告を表示させ、被害者を偽のサポート窓口に電話するよう誘導し、サポート料金と称して金銭を騙し取る「サポート詐欺」と呼ばれる手口です。
<偽警告画面の例1>
出典:一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター
<偽警告画面の例2>
出典:一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センター
偽のセキュリティ警告の対処方法
偽のセキュリティ警告が表示された際は、まずブラウザを終了してください。その後、パソコンに接続しているWiFiを切断し、電源をオフにしてから社内のシステム管理者に相談しましょう。
万一、画面に表示されたサポート窓口に連絡してしまうと、作業費用と称して振込を指示され、言葉巧みに意図しない高額な振込に誘導されてしまう事例が報告されています。
法人・個人事業主向けインターネットバンキングサービス「WEB-PCバンキングサービス」の場合、カメラ付きトークン使用の際は、安易に「トランザクション認証番号」を入力しないよう注意してください。必ず表示された振込先情報・送金金額を確認のうえ、認証番号を入力してください。