STAFF01
三浦 周
焼津支店所属時はコーポレートコンサルタント(法人営業)を担当していました。地域柄もあり、取引先は水産・食品業界の企業が中心でした。案件は融資に関連するものが多く、大型機械購入、工場建設など事業拡大に向けた設備投資案件、財務改善や経営改善提案なども行います。取引先の事業承継やM&A、ビジネスマッチングなど、多岐にわたる課題の解決に向けたソリューション提案を担うことも私たちの大切な仕事です。
過去手がけたプロジェクトでは、取引先の新規工場建設に際し、不動産の紹介から携わった事例があります。もともと業績が好調で、事業拡大のニーズがあったお客さまの希望に合致した不動産を見つけた私は、一緒に事業計画を立て、土地・建物に対する融資を実施。土地購入時は不動産会社、工場建設時には建設会社をビジネスマッチングで紹介し、新規事業に対する行政の補助金申請のお手伝いもしました。このように、地域ネットワークを駆使したトータルソリューションを提供できるのが、静岡銀行の強みだと思います。
静岡銀行を志望した理由は、金融を通して地元の発展に貢献したいと考えたからです。金融は経済の源であり、多くの業界の人々と関わる機会を得られる点にも魅力を感じました。入社後、東京都内での勤務を経て、2店舗目として焼津支店に配属になりました。静岡県内の支店では経営者の話をダイレクトに聞き、経営に関われるダイナミックさがあります。売上100億円規模の取引先もあり、スケールの大きな仕事ができています。また、焼津支店の雰囲気は常に明るく、上司・先輩・後輩など、誰にでも相談しやすい雰囲気がありました。
連携部署
STAFF02
秋山 竣亮
所属するベンチャービジネスサポート部の主な業務は、スタートアップ企業への融資やベンチャーキャピタル・ファンドへの出資です。静岡県を中心とした地域へのスタートアップ先端技術の還元や、投資とイノベーションが循環する地域エコシステムの構築を通じて、地域経済の活性化に貢献することを目的としています。地方銀行に所属しながら、東京・丸の内を拠点に、起業家や経営者の方と関わり、革新的なサービスに触れることで日々刺激を受けています。
ベンチャービジネスサポート部は、当初(2021年7月)4名で発足してから、現在(2024年3月)は、計17名の組織へと成長しました。「グループ内のスタートアップである」という意識で仕事をしています。
現在は、主にスタートアップ企業から資金調達の相談を受け、ファイナンス提案を行うフロント業務を担当しています。多くのスタートアップ企業は成長に向けて、大規模な投資が先行するため、従来の審査基準では融資を受けることが難しいのが実情です。そのため担当者は、その企業が持つ“技術”やサービスの“将来性”を客観的に評価する専門知識が必要になります。お客さまの幅広いニーズや期待に応えるためにも、定量的・定性的に多方面からの情報収集を行っています。起業家の方々は、多彩なバックグラウンドを持ちながら、社会をよりよくするために挑戦し続けています。そのような起業家精神に常にリスペクトしつつ、私もお取引先への支援に励んでいます。
東京の大学に進学した私は、Uターン就職を希望し大学3年次に、地元企業である静岡銀行のインターンシップに参加しました。幅広く静岡の産業に関わりたいという想いから、最終的に静岡銀行へ入社することを決めました。私は入社後、法人営業を中心に約5年半営業店にて勤務していましたが、新たな事業分野にチャレンジしたいという想いから、マイキャリア・デザイン制度のうち現部署に所属しながら希望する部署で週1日勤務できる「サイドジョブ制度」を利用して、イノベーション推進室を経験。その後、2021年10月に現在の部署の前身にあたるベンチャービジネスプロジェクトチームに赴任しました。