STAFF05
勝間田 夏帆
従来、銀行は融資等、資金面でのサポートを主な業務としていましたが、私が所属する地方創生部では、非金融面のサポートやサービスの提供を行っており、金融機関のイメージにとらわれない幅広い仕事に携わっています。具体的には、自治体や企業を対象にコンサルティング業務などを実施。地域に密着した金融機関である当グループには、長年蓄積されてきた情報やノウハウがあります。それらを活用し、様々な提案をすることで、お客さまのニーズに応えるようなソリューションを生み出しています。そして、最終的に地域の活性化につなげることが、この部署の役割なのです。
幅広い業務を担当する地方創生部のなかでも、私は自治体の課題解決をサポートする仕事を担当しています。例えば、「公共施設を建て替えたいのだけれど、どのように進めればいい?」「余っている土地があるので、活用してくれる企業を探してほしい」といった問い合わせや依頼に対し、当グループが持つリソースを活用しながら提案を行います。地方創生部だけでの解決が難しい場合は、他部署や外部の事業者などと連携して案件を進めることもあります。正解がない課題と向き合うことも多いので、苦労もたくさんありますが、自分にできることを日々模索しながら、よりよい提案ができるよう尽力しています。
仕事をしていてやりがいを感じるのは、自分の提案に対して自治体や企業の方の前向きな反応や感謝の言葉が返ってきた瞬間です。私がお話をさせていただくのは、地域の事情に詳しい方ばかり。金融の枠を越えた幅広い分野の案件に関わっていることもあり、提案の前には勉強が欠かせません。そんななか、「話を聞けてよかったです」「そんなことができるんですね」といった言葉をいただけると、自分の努力が人の役に立っているのだと改めて認識することができます。また、自分が携わった案件で、地域の人々が集まる施設や建物が完成したときには、地域の活性化に貢献できていることを実感する瞬間です。