STAFF06
CROSS TALK
特別対談
土屋 宗治朗
青山 奈生
青山:静岡県で生まれ育った自分にとって、当行はすごく身近な存在でした。地域に貢献できる、人と関わる仕事ができる、成長の機会がたくさん用意されている…。こうした環境に魅力を感じて入行することを決めました。土屋さんも静岡県生まれでしたよね?
土屋:そうです。もちろん静岡銀行の口座も昔から持っていましたし、自分にとっては本当に金融インフラとして生活に欠かせない存在です。入社を決めたきっかけは、大学で数学や統計に関する授業に興味を持ったこと。銀行内に蓄積された膨大なデータを利活用するような仕事をしたいと考えました。
青山:私はIT企画グループで、銀行全体のシステム開発、IT化の企画・支援に携わっています。私たちのグループの業務はお客さまや社員の目線に立った新たなサービス・システムの企画や、お客さまに安定的に金融サービスを利用してもらうためのインフラ整備など多岐にわたります。デジタル技術によって銀行業務の改革を図るという点は、土屋さんが所属するDX戦略推進グループとも共通しているように思います。
土屋:私たちのチームが攻め、青山さんのチームが守りのDXを担っているというのが個人的なイメージです。DX戦略推進グループでは、データ分析や生成AIといった新しい技術を吟味し、グループ内で活用するための方法を模索しています。伝統的な銀行業務と革新的なデジタル技術の融合により、DXをグループ内に浸透させる仕事ですね。
土屋:どれだけシステムが優れていても、それを活用するのはユーザーです。実際に活用する際の利便性まで考慮し、「効率がよくなった」などの言葉をもらったときにやりがいを感じます。
その反面、グループ内において初めての試みが多いので、説得力のある提案をすることを心掛けています。
青山私たちも同じです。現場と本部(企画・開発)など、立場によってどうしてもDXに対する目線が異なる場面がありますが、その双方と議論を重ねながらプロジェクトを進めています。自分の働きかけやサポートによって、システムが形になっていく過程を見ると「より一層頑張ろう」と思えますね。
土屋:デジタル活用による地方創生の取り組みも進めています。グループ内のみならず地域全体でDXを推進しようというマインドが育ちつつあるように感じています。
土屋:入行時の思いを大切にし、今後はデータの活用による銀行業務のサポートに力を注ぎたいと考えています。取引内容や、日々の資金の動きなどのデータを複合的に分析し、お客さまにとって最善の提案を実施する。すべての意思決定に関してデータの裏付けを与えられるような仕組みをつくるのが目標です。
青山: 確かに、銀行の営業は個人のスキルや経験などに左右されるところもありますからね。私としても営業店での経験と、デジタルの力を活用し、お客様や役職員のためになる企画立案や施策の展開に携わっていきたいです。現在の部署で更に経験を積み、地方銀行におけるITのプロフェッショナルになることを目指します。