STAFF07
谷山 美典
静岡銀行のスポーツ&アート採用という制度を利用して、2022年4月に入社しました。この制度は、さまざまなバックグラウンドの人々に働ける環境を提供したいという静岡銀行の理念を形にしたダイバーシティ確保の取り組みで、現在所属しているチーム(アザレア・セブン)の紹介で知りました。スポーツ界では、「デュアルキャリア」という言葉が注目されています。アスリートとして、競技と仕事を両立できる環境を探していた私にとって、「ここしかない!」という思いで入社を希望しました。
私は高校時代からラグビー競技を続けており、U-18の日本代表に選ばれたこともあります。大学時代は、埼玉県熊谷市拠点の社会人チームでプレー、現在は、袋井市を拠点とする「アザレア・セブン」という7人制女子ラグビーチームに所属し、現役選手として活動しています。私は福岡県出身でもあり、静岡県のことは詳しく知りませんでしたが、学生時代に個人的に不動産の勉強をしているときに、静岡銀行が多くのセミナーを開催していることを知り、「いろいろなことにチャレンジしている地方銀行だな」という印象を持っていました。
袋井支店で、ライフプランコンサルタントとして業務に取り組んでいます。支店の先輩や上司は本当にやさしい方ばかりで、働きやすさを感じています。金融商品を扱うため、ミスが許されない仕事ではありますが、一から丁寧に指導していただけるので、業務スキルとともに、社会人としての心得も学んでいます。ラグビーの練習のため、出勤・退勤時間が日によって異なりますが、周囲の理解があり、気持ちよく練習に向かうことができています。また、大会のときは応援に来てくれるなど、職場の皆さんの温かさに支えられています。
連携部署
STAFF08
CROSS TALK
黄:私は千葉県で生まれ育ち、就職のタイミングで静岡県に移り住みました。もともと金融業界に興味があり、地方銀行のインターンシップに参加する中で、静岡銀行で働く行員の人柄やお客さまとの距離感の近さに強く惹かれ入社を決めました。
アン:私はキャリア採用者として入社しましたが、新卒で入った黄さんと同期に当たります。前職は金融とは異なる業界でしたが、大学で経済学を学んでいたこともあり、力を発揮できるのではないかと考えました。
黄:「銀行」というと小説やドラマの堅いイメージが強く、入行当初は不安を抱いていましたが、実際は上司や先輩方が優しく教えてくれて、成長できる職場だと感じています。
アン:私が所属している国際営業統括グループ(アジア戦略プロジェクトチーム)は、2023年に設立されたばかりの新しい部署です。主なミッションは、アジアにおける新規ビジネスの開拓と収益モデルの創造。メンバー全員が海外での勤務を経験しているため、ダイバーシティに対する意識が高く、ベトナム出身の私も自然と活躍の場を広げることができています。
黄:本当に規模の大きい仕事ですよね。私は本店営業部にて、個人のお客さまに対して資産運用や相続対策などの提案を行っています。大切にしているのは、どのような案件でも自分なりの考えを持って提案すること。元々は自分の意見を伝えることに苦手意識がありましたが、仕事に取り組むうちに自然に人前で話せるようになり、今ではお客さま向けの資産運用の相談会や地元小学生向けの金融講座など、地域の金融リテラシーの向上を目的としたイベントの運営にも積極的に携わっています。
アン:私の場合はチームの皆さんがたくさんコミュニケーションをとってくださったことで、すぐに馴染むことができました。
アン:当グループではDE&Iへの理解促進に関する研修を実施しており、多様な価値観を認め合いながら勤務しやすい環境が整っています。国籍や年齢に関わらず、個性的なアイデアを評価してもらえるところも当グループの魅力です。
黄:私は日本で生まれ育ちましたが、韓国にルーツを持っています。しかし、それをまったく意識しないくらいフラットに働いています。“みんな違って当たり前”という考えがグループ内に浸透しているからこそですね。ゆくゆくはこれまで以上に幅広く多様性が受け入れられるようになることが理想だと考えています。
黄:私がやりがいを感じるのは、お客さまのニーズに添った提案ができて役に立ったことを実感した時ですね。今後はさらに知識を身につけ、グローバルな案件に携わりたいと考えています。アンさんはいかがですか?
アン:外国人向けのローンの案件を担当し、自分と同じように日本で働く海外の方を支援できることに強いやりがいを覚えました。これからもベトナム出身であるという強みを活かしながらアジア市場への営業拡大を推進し、将来的にはベトナムと日本の架け橋のような存在になりたいと考えています。