STAFF11
吉田 遥
幅広い業種・規模の企業と関わり、生まれ育った地域の発展に貢献したいという思いから静岡銀行に就職しました。そして、入行当初から希望した職種が、コーポレートコンサルタントでした。希望が叶い、最初に配属された支店から法人の取引先への営業を担当。さまざまなお客さまと関わるなかで知ったのは、静岡県内にもグローバルに展開している企業がたくさんあるということでした。私は就職活動時から、将来的に海外で働いてみたいという憧れを持っており、また、仕事をするなかでグローバルな視点から地域の企業をサポートしたいという気持ちが強くなり、海外拠点での勤務を希望し、マイキャリア・デザイン制度に応募しました。
マイキャリア・デザイン制度のグローバルトレーニーコースにて、私は海外でのキャリアの第一歩を踏み出しました。半年間のこのコースでは、最初の2ヶ月間では国際営業部と市場営業部を経験し、国際金融市場の基礎知識や業務内容を徹底的に学びました。そして、残りの4ヶ月間で香港支店でのトレーニーを経験した後、そのまま香港支店への異動が決定。当初は4ヶ月で帰国するはずだった香港で、4年半にわたって勤務することとなりました。
香港支店への異動が決まった際は、もちろん驚きもありましたが、それ以上に海外勤務が継続することへの喜びを感じていました。日本国内の支店とは異なり、海外拠点は「その国や地域における静岡銀行の唯一の窓口」という大きな役割があります。そのため、営業からリスク管理、資金調達、現地の金融当局とのやりとりまで、4年半のなかであらゆる業務を凝縮して経験することができました。日本国内にいるときには明確にイメージできていなかった、銀行全体への理解を深めることができたのは、今後のキャリアにおける強みになると考えています。