2026年8月15日公開

カードローンとリボ払いの違いとは?金利の差や借り替えのメリット・注意点を解説

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2026年8月15日時点の情報となります。

カードローンとリボ払いの違いとは?金利の差や借り替えのメリット・注意点を解説
荒木 和音(あらき かずね)

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荒木 和音(あらき かずね)

保険代理店での個人向け家計相談や企業のリスクコンサルティングを経て、金融専門ライターとして独立。現在はWEBメディアを中心に、クレジットカードやカードローン、資産運用などに関する記事を幅広く執筆している。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。

お金を借りる方法の一つとして知られる銀行のカードローンは、手元にまとまった現金がないときに役立つ便利な商品です。その返済方式は、クレジットカードを利用した際の支払い方法として知られるリボ払い(リボルビング払い)に近い仕組みですが、それぞれ利用シーンによって向き・不向きがあります。
本記事では、銀行のカードローンとクレジットカードのリボ払いそれぞれの特徴をわかりやすく解説したうえで、リボ払いからカードローンへ借り替える際のメリットや注意点、具体的な手順まで解説します。

1. 銀行のカードローンの特徴

銀行のカードローンとは、銀行が個人向けに提供するローン商品です。使いみちは原則自由(事業資金を除く)で、急な出費から生活費の補填まで幅広く活用できます。

カードローンとリボ払いの違いとは?金利の差や借り替えのメリット・注意点を解説

1.1 銀行のカードローンのメリット

銀行のカードローンには、主に以下のメリットがあります。

  • 借入限度額の範囲内で何度でも借りられる
  • 最短翌日〜数日程度で現金を確保できる
  • お金の使いみちは原則自由
  • 担保・保証人が不要

銀行カードローンは、契約時の審査で決まった利用限度額を上限に、必要なタイミングで繰り返し融資を受けられる仕組みとなっています。
目的別ローンと比べて手続きが簡略化されているケースが多く、資金使途の制限もないため、急な出費や生活費の補填など幅広い場面で活用できます。また、基本的に銀行が提携する保証会社を利用するため、利用者自身で担保や保証人を用意する必要はありません。
カードローンの基本的な仕組みについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

>> カードローンとキャッシングの違いとは?使い分け方や注意点をわかりやすく解説

1.2 銀行のカードローンの注意点

カードローンには以下のような注意点もあります。

  • 利用には所定の審査が必要
  • 借入金額に対して利息が発生する
  • 目的別ローンと比べて金利は高め
  • 利便性が高く借りすぎにつながるリスクがある

カードローンの利用にあたっては、年収や勤続年数、借入状況などをふまえた所定の審査があります。また、カードローンの上限金利は住宅ローンや自動車ローンなどよりも高くなるのが一般的です。そのため、毎月の返済額を低くすると返済期間が長くなり、返済総額が増えるケースもあります。
限度額の枠内で繰り返し借りられる便利な商品だからこそ、残高と返済計画を都度確認しながら利用することが重要です。

2. クレジットカードのリボ払いの特徴

クレジットカードの支払方法には、一括払い・分割払い・リボ払い(リボルビング払い)の3種類があります。リボ払いとは、利用金額や利用件数にかかわらず、毎月の支払額をほぼ一定に保てる支払方法です。

2.1 クレジットカードのリボ払いのメリット

クレジットカードのリボ払いには、主に以下のメリットがあります。

  • 毎月の支払金額をほぼ一定に保てる
  • 急な出費にも対応できる

リボ払いでは、あらかじめ設定した金額をベースに毎月の支払いが進むため、高額な買い物をした月でも引き落とし額が急増することはありません。そのため家計の見通しを立てやすく、想定外の出費があった月でも支払額を一定に抑えられる点が魅力となります。
たとえば、月々の支払額を1万円に設定している場合、5万円の買い物をしても10万円の買い物をしても、毎月の支払額は手数料を含めて基本的に一定です。
リボ払いは、毎月の支払額を調整しながら利用できるため、家計状況に応じて計画的に活用したい方に適した支払方法です。

2.2 クレジットカードのリボ払いの注意点

リボ払いには以下のような注意点があります。

  • 手数料(利息)の支払いが必要
  • 支払いが長期化する場合がある
  • 利用残高を把握しにくい

リボ払いでは、利用残高に対して所定の手数料がかかります。手数料率は年15.0%〜18.0%程度に設定されているケースが一般的です。毎月の支払額が一定である分、利用残高を意識しにくい側面もあります。支払い期間が長引くと手数料の負担が大きくなりやすいため、残高を定期的に確認することが重要です。

3. カードローンとリボ払いの比較

自分に合った方法を選ぶために、カードローンとリボ払いの違いと共通点を整理しておきましょう。

3.1 カードローンとリボ払いの主な違い

カードローンとリボ払いの主な違いは以下のとおりです。

項目 カードローン リボ払い
利用するカード ローン専用カード クレジットカード
お取り引きの種類 現金の借り入れ ショッピング代金の支払い
金利(年率) 年1.5%〜14.5%程度 年15.0%〜18.0%程度
利用限度額 最大1,000万円程度 最大数百万円程度

カードローンは、銀行などが発行するローン専用カードを使い、提携ATMやインターネットバンキングを通じて現金を借り入れる商品です。
一方、リボ払いは、クレジットカードで商品やサービスを購入した代金を毎月一定額ずつ支払っていく仕組みです。
金利は一般的にカードローンのほうが低めです。同じ金額を同じ期間で返済する場合、金利が低いほど利息の負担は軽くなります。
クレジットカードのショッピング枠(リボ払い)は数十万円〜数百万円程度が一般的ですが、銀行カードローンでは審査結果に応じて最大1,000万円程度に設定されるケースもあり、幅広い場面で活用できる商品となっています。

3.2 カードローンとリボ払いの共通点

カードローンとリボ払いには以下のような共通点もあります。

  • 使いみちが原則自由
  • 利用可能限度額内であれば繰り返し利用できる
  • 利用にあたって審査がある
  • 繰り上げ返済や一括返済にも対応している

似ている部分が多いからこそ、金利や限度額の違いを正しく理解したうえで、自分の利用目的に合った方法を選ぶことが重要です。

4. リボ払いからカードローンへ借り替えることも可能

リボ払いの返済負担を見直したい場合は、カードローンへの借り替えを検討してみましょう。ここでは借り替えによって得られるメリットを解説します。

4.1 利息負担を抑えられる可能性がある

借り替えをすると、利息負担を抑えられる可能性があります。
リボ払いの手数料率は年15.0%〜18.0%程度であるのに対し、銀行カードローンの金利は年1.5%〜14.5%程度が一般的です。より低金利なカードローンに借り替えれば、毎月の返済額が同じでも、返済額のうち元金に充てられる割合が増えるため、元金の減りが早くなります。結果として完済までの期間が短縮され、支払う利息の総額も軽減される可能性があります。

4.2 まとめることで返済管理がしやすい

複数のクレジットカードでリボ払いを利用している場合、返済先をカードローン1社にまとめることで、返済管理の負担を軽減できます。
返済先が複数あると、それぞれの返済日や残高を個別に把握しなければなりません。返済日がバラバラだと、うっかり入金を忘れて延滞してしまうリスクも高まります。
その点、カードローンに一本化すれば、管理する返済先が一つになり、毎月の返済日や残高の確認にかかる手間を減らせるでしょう。精神的な負担の軽減にもつながるため、返済に追われている感覚がある方にとっては有効な選択肢の一つです。

4.3 クレジットカードのショッピング枠の利用可能額が増える

リボ払いの残高をカードローンで一括返済すると、リボ払いで使われていた分のショッピング利用可能額が復活します。ショッピング枠に余裕が生まれることで、日常の買い物や急な出費の際にクレジットカードを活用しやすくなる点もメリットの一つです。
ただし、枠が空いたからといって再びリボ払いで買い物を重ねてしまうと、カードローンの返済に加えてリボ払いの支払いも発生し、返済の負担が重くなってしまいます。借り替えの目的はあくまでも返済負担の軽減です。ショッピング枠が回復した後も計画的な利用を心がけましょう。

5. カードローンへの借り替えをおすすめできるケース

以下のようなケースに当てはまる場合は、借り替えを検討する価値があると考えられます。

  • カードローンの金利がリボ払いの適用金利より低い場合
  • 既にカードローンを利用している場合
  • クレジットカードのショッピング枠を増やしたい場合
  • 利便性に不満がある場合

カードローンの金利がリボ払いの適用金利より低い場合は、借り替えによる利息軽減の効果を得られる可能性があります。金利差が大きいほど、また残高が多いほど、借り替えの効果は高くなります。
また、既にカードローンを契約しており、利用枠に余裕がある場合は、新たに契約する手間をかけずにリボ払い残高を一本化できます。
リボ払いの返済日や返済方法など、現在の返済方法の利便性に不満がある場合も借り替えを検討してみましょう。カードローンであれば提携ATMやインターネットバンキングでの随時返済に対応している商品が多く、自分のペースで返済を進めやすくなります。
カードローンの借り替えについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

>> カードローンの借り換えとは?メリットや注意点・検討したほうがいいケースを解説

6. リボ払いからカードローンに借り替える方法

リボ払いからカードローンへの借り替えは、以下の流れで進めます。

  • 現在のリボ払い残高(完済に必要な金額)を確認する
  • カードローンに申し込み、必要額を借り入れる
  • 借り入れた資金で、リボ払いの残高を一括返済する

借り入れた資金でリボ払いの残高を一括返済すれば、以降はカードローンの返済に集中できます。余裕のあるときに繰り上げ返済を活用すれば完済までの期間が短縮され、利息の負担をさらに抑えられるでしょう。

7. リボ払いからカードローンへ借り替えする際の注意点

リボ払いからカードローンへ借り替えをする際は、以下の点に注意しましょう。

  • 金利の低いカードローンを選ぶ
  • 借り替えにも審査が必要
  • 返済額・返済期日を確認する

上記のポイントを見落としたまま手続きを進めると、期待した効果が得られない場合があります。

7.1 金利の低いカードローンを選ぶ

現在のリボ払いの手数料率よりも低い金利のカードローンを選ばなければ、利息負担の軽減という借り替えのメリットが得られません。カードローンの金利は金融機関や利用限度額によって異なるため、複数の商品を比較したうえで検討しましょう。

7.2 借り替えにも審査が必要

借り替え目的でカードローンを利用する場合でも、金融機関の審査を受けなければなりません。審査では、年収や勤務先などの情報に加え、申し込み時点での借入状況が確認されます。その際はリボ払いの残高とカードローンの新規借入枠を合算した金額で返済能力が評価されるため、借入枠の合計が膨らむことで審査に通らないケースもあります。
また、過去の支払い実績も審査の対象となるため、リボ払いの延滞履歴がある場合などは審査に通りにくくなることもあります。
カードローンの審査についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

>> カードローンの審査内容や流れは?知っておきたいポイントや通らない理由を解説

7.3 返済額・返済期日を確認する

借り替え後にカードローンの毎月の返済額を低く設定すると、返済期間が長引き、完済までの総返済額が膨らむ場合があります。余裕のあるときには繰り上げ返済を活用し、元金を早めに減らすようにしましょう。
また、借り替えに伴い毎月の返済額や返済期日が変わる場合もあります。返済日を把握していないと、口座への入金が間に合わず、延滞につながるおそれがあるため、契約条件は細かく確認しておきましょう。
借り替えの際は、事前にシミュレーションを活用して返済額・返済期間の目安を把握しておくことをおすすめします。静岡銀行でも返済シミュレーションをご提供しています。

>> 返済シミュレーション | ローンシミュレーション | 個人のお客さま | 静岡銀行

8. 借り替えも急な出費への備えも、静岡銀行カードローン「セレカ」を活用しよう

リボ払いからの借り替えや急な出費への備えとしてカードローンの利用を検討しているなら、静岡銀行のカードローン「セレカ」がおすすめです。
セレカの金利は年1.5%〜14.5%。利用限度額は10万円〜1,000万円(10万円単位)の範囲で審査結果に応じて決定されます。申し込みはWebで完結し、静岡銀行の口座をもっていない方でも全国から手続きが可能です。初めてご利用の方は、契約から60日間無利息で借り入れができます。
セレカのご利用をご検討の際は、借り入れ可能かどうかを手軽に確認できる「5秒診断」をぜひお試しください。

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9. まとめ

カードローンとリボ払いは、お取り引きの種類や金利、利用限度額などに違いがあります。リボ払いの手数料負担を軽減したい場合や、クレジットカードのショッピング枠に余裕を持たせたい場合は、より低金利な銀行カードローンへの借り替えを検討してみましょう。
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